iPad Pro + Apple Pencil + Procreateで絵を描く環境が激変した話
目次
最近仕事で使用しているiPad Pro(& Apple Pencil)にイラスト制作アプリのProcreateをインストールしたらあまりの快適さに制作環境が一変しました。
▶︎【2018.11.8追記あり】大型アップデート(2018.11.8)とその内容について →こちら
これまで(iPad Pro + Apple Pencil + Procreate導入前)
画材のコストがかかる、修正が大変、スキャン〜デジタルの手間がかかる、作業環境が限られる、などアナログ環境だといろんな制約やデメリットがあります。
(もちろんアナログで描くメリットもたくさんあります。)
いま(iPad Pro + Apple Pencil + Procreate導入後)
どこでも絵を描ける、作業できるという環境は非常に快適です。
印刷用の解像度の高い絵も描けるため(ただしProcreateは高解像度に設定すると最大レイヤー数が減る)、ラクガキだけではなく仕事用途での絵を描くことも可能です。
実際に仕事でイラストを制作する機会があり、Procreateで描いた絵をA1ポスター出力も問題なくできました。
ギャラリー
iPad Pro + Apple Pencil + Procreateで描いたイラスト
iPad Pro + Apple Pencil + Procreateで描いたイラストを載せてみました。








Procreate & Photoshopで作成したgifアニメ
Procreate & After Effectsで作ったショートアニメ
↑意味不明な内容ですが、Procreate と After Effectsでアニメが作れる参考ということで…。
快適な理由(iPad Pro + Apple Pencil + Procreateのメリット)
- 制作場所を全く選ばない・どこでも描ける
- とにかく楽しい
- 感覚的に紙での描き方に近い
- 現在の板タブ+Macよりはるかに手軽(持ってないが液タブよりさらに手軽)
- 手軽なのでやり直しや手間における精神的なハードルが低い
- Procreateがよくできていてクオリティが高い絵が描ける
- タイムラプス動画が書き出せる(※以下参照)
- Air Dropでデータの共有が簡単・メールなどで誰かに送ったりSNSでシェアもできる
Procreateで書き出したタイムラプス動画
ちょっと不満を感じるところ・デメリット
- iPadのバッテリー問題(夢中で作業していると意外と減りが早い)
- Apple Pencilの充電問題:『iPad Proに接続』というスタイリッシュなようでイマイチな充電方法(※Apple Pencil付属のアダプタを使えばlightningケーブルに接続して充電することもできます)【→新型iPad Proで解決◎】
- クリッピングマスクがない【→アップデート版で解決済み◎】
- 図形ツールがない:三角・円・その他多角形などをきれいに描けない【→アップデート版で解決済み◎】
- グループ単位での不透明度設定ができない
- キャンバスサイズを後から変更できない【→アップデート版で解決済み◎】
- レイヤー数の上限(大きな画像ほど追加上限レイヤーが少ない)
- (個人的な不満)Painterのオイルパステルっぽい描き味のブラシがない
【2018.11.8追記】大型アップデート来ました!
アップデートが来ていました。
上の画像にある通りですが、
・クリッピングマスク
・シェイプ機能追加
・サイズ変更可能
・ストロークの入り抜き改善
・選択範囲のぼかし
などなど、今までの弱点が改善されています。(動作も軽くなっている印象)
ますます手放せないペイントツールになりそうです。
関連記事(こちらも合わせてどうぞ)
・iPad Pro(第2世代)と比較してみての感想
・絵を描く仕事が多いデザイナーがiPad Pro(2018)をどのように使っているか
・Procreateについて
・バージョンアップしてさらに使いやすくなったProcreate
・オススメのブラシセット
・Procreate以外のアプリやその他のメリット
・Smart Folio で広がるテキストワークの可能性
・ギャラリー:新型 iPad Pro (2018) & Procreate で描いたイラスト
Mateusz Urbanowicz氏(goo.gl/AqG59v)の作品 & メイキングに触発され、自分もお店の外観を描いてみたくなったのでiPad ProとProcreateで挑戦してみることに。
描くお店はいつもコーヒーを飲みに行く謎屋珈琲店(@金沢駅前・別院通り)にしました。
【難易度★★★★★】『鳥山明の世界』カバーイラストに挑戦
iPad Pro & Procreateで『鳥山明の世界』カバーイラストを模写してみました。
以前、iPad Pro & Procreateで宮崎駿氏の水彩画の再現を試した際、エンピツの主線はトレースしたのですが、今回は一切トレースなしのガチ模写です。
・ベクターデータ化のメリット
・ベクターデータ化の大まかな流れ(手順)
・作業開始
・【紙】アナログでの手描きイラストもベクターデータに変換してみよう
・イラスト以外の用途・ベクターデータの作成
・実際に仕事で行ったベクターデータ化〜出力の事例
Procreateのブラシを追加して表現の幅を広げる
Procreateプリセットのブラシがかなり強力ですが、追加購入で強力な制作環境が整いました。
ブラシに関してはいまのところ文句なしです(Painterのオイルパステルっぽいブラシがない以外は)。
300個以上入っていて超おすすめのブラシセット(Creative Market)
作画環境の変化
Mac無しのお手軽な環境で落書きから業務用制作まで
仕事で本格的な絵を描くときにはMacにてPhotoshopとPainterを使っていましたが(Painterでラフ〜着色・Photoshopで色調補正やその他の加工)、iPad Pro +Procreateでラフ〜着色まで作業して、細部の調整や画像加工をMacで行うスタイルになりました。
おすすめのiPadグッズ
iPad + Procreateで絵を描く際に便利なグッズを紹介します。よかったらチェックしてみてください。
Oittm Apple Pencil スタンド アルミニウム製
充電対応のApple Pencilスタンド。
便利で快適です。
対応機種:Apple Pencil 。ご注意:Apple Pencil、充電ケーブル、変換アダプタは別途ご用意ください。
実用性:2in1の充電スタンド!充電だけでなくペン立てとしても使用できます。紛失防止にも役立ちます。ご注意:充電が完了しても、LEDが赤色で点灯したままです。
滑り止め:高品質なアルミニウム材質で堅牢な造り、適度な重さがあり、Apple Pencilを安定して置くことができます。
多様なシーン:便利性とデスク周りにも合うシンプルで洗練されたデザイン、オフィスでも外出先でも活躍します。
Oittm安心保証:12ヶ月(万が一ご個別商品は物流などの原因で不良になる場合は、いつでもお気軽に当社までご連絡ください。最も早い営業日にご返信を差し上げます。)