【リニアPCMレコーダー】Roland R-07 レビュー

レコーダーはZoom H1を持っていて、買い換えたいと思うほどの不満はなかったのですが、Roland R-07が発売されたことを知り購入してみました。

さっそく使用した印象や機種の特徴などをレビューしてみます。


ローランド リニアPCMレコーダー Roland R-07

録音形式(WAVファイル):44.1/48/88.2/96kHz、16/24ビット
録音形式(MP3ファイル):64/96/128/160/192/224/320kbps
クリッピング・ノイズを防ぐハイブリッド・リミッター機能とデュアル・レコーディング機能
Bluetooth®で、スマートフォン/スマートウォッチからリモコン操作が可能
録音済みのデータを、Bluetooth®オーディオに対応したヘッドフォンやスピーカーで再生可能
楽器の練習に便利なメトロノーム機能とチューナー機能

サウンドテスト動画

Roland R-07を購入したのでレビューしてみる

↓動画を作成したので、サウンドの参考にご覧ください。
※R-07はリニアPCMレコーダーですが、まとめてサウンドテストしたため『IC Recorder Sound Test』と表記してます。


【写真】外観・ボタン・入力部など


箱。本体、マニュアル、電池など。


ずっしりとしたボディー。


本体上部。ステレオマイク。外部入力あり。


本体サイド。ヘッドフォン出力あり。


本体サイド。電源ボタン。HOLDで誤操作を防ぎます。


本体裏。micro SDの挿入箇所。バッテリーを入れる箇所も。三脚穴とスピーカーもあり(出せる音は小さめ)。三脚などに取り付け可能。


バッテリーはここから。単3電池を2本。


裏・上部(下部はバッテリーを入れる)。ここからmicro SDを差し込む。


ざっくりと使ってみた印象や特徴など


  • 割としっかりしたボディー
  • 音質はかなり良い(高域から低域までちゃんと録れる)
  • レベル調整機能(リハーサル機能)で入力値のレベル調整が簡単(ただし注意点もあり)
  • 設定すれば2ファイル同時録音可能(1ファイルは設定値の-20dbで書き込み)で録音の失敗が減る
  • シーン機能で録音環境に応じた個別の設定が可能
  • Bluetooth対応でスピーカーやヘッドフォンなどが接続できる
  • Bluetooth対応でリモート録音操作ができる
  • 対応ファイル形式はWAV・mp3
  • WAV録音時はマーク機能あり(録音ポイントに目印をつけられる)
  • ハイレゾ対応で高音質で録音可能
  • プレ録音対応(ボタンを押す2秒前から録れる)
  • バッテリーは単3電池が2本必要
  • 普通のアルカリ電池も充電式電池も使える
  • 電池は2本必要なだけあって結構持つ(マニュアルによると連続15時間も可能とのこと)
  • USB電源(モバイルバッテリーも)で給電しながらのレコーディングも可能
  • USBでパソコンにファイル転送可能
  • メディアはmicro SDカード
  • ボタンが押しやすい
  • 操作がわかりやすい
  • 外部マイク、外部入力での録音が可能
  • PHONES入力あり、でヘッドフォンなどで音を聴くことができる(録音モニターも可能)
  • 三脚取り付け用ネジ穴あり
  • ストラップ取り付け穴もあり
  • アルカリ電池2本付属
  • micro SDカード(8GB)付属(ありがたい)

音質について

マイクの性能が良いのか、録音の音質はかなり良いです。
さすがハイレゾ対応機です。

すでに所有しているZoom H1と比べると、
・明瞭な音
・録音できる音域が広い
・より自然(耳で聴いている音に近い)
という感じです。

実際にRoland R-07、Zoom H1、iPhone8(意外とみんな使っているので比べてみました)のサウンドを比較してみた結果、Roland R-07、Zoom H1に関しては録音される音域が広いことがわかりました。

高域から低域まできれいに拾っていて、Roland R-07の方がZoom H1よりも若干幅が広い音でした。
特に低域(100Hz付近やそれ以下)で顕著でした。

※iPhoneは低域をほとんど拾いませんでした。しかもステレオ非対応でモノラル…(ちなみに一般的な利用を想定して録音アプリはボイスメモを使用しました)。
※Zoom H1は価格を考慮すると全然悪くない音質です。


【注意点】
風除けのようなものがないので(Zoom H1は風除けスポンジ有り)、風が吹くと録音時に『吹かれノイズ』が入ってしまうため設置場所などには工夫が必要です。
※ローカットモードをONで軽減はできるようです。

───────────────

■ファイル形式とサンプルレート一覧。
メニューから選択します。

【ファイル形式】

2xWAV-16bit
2xWAV-24bit
WAV+MP3
MP3-64kbps
MP3-96kbps
MP3-128kbps
MP3-160kbps
MP3-192kbps
MP3-224kbps
MP3-320kbps
WAV-16bit
WAV-24bit(←初期値)


【サンプルレート】
44.1kHz
48.0kHz
88.2kHz
96 .0kHz(←初期値)

※ハイレゾ対応機なので『WAV-24bit・96 .0kHz』と高音質なデフォルト設定になってます。

機能・性能について

レベル設定時の便利な機能

録音時に特に気をつける点のひとつが入力レベル(ゲイン)調整ですが、適切に設定できる機能が2つあります。
・リハーサル機能
・録音時2ファイル生成


【リハーサル機能】

録音前にREHEARSALボタンを押すとリハーサル開始。
録音環境の音量レベルを検知し、レコーダー側で適切なレベル調整を行ってくれます。
これで過入力で歪んでしまったり、逆にレベルが小さすぎてSN比が悪くなることがなくなります。

※リハーサル機能の注意点

リハーサル時に誤って本体をガサガサと触ったり本体の近くで物を落としたり、本番時には出ない大きな音を検知させてしまうと、それに合わせて非常に小さなレベル設定になってしまいます。
リハーサル機能を使用時は、本番環境に近い音のみを拾わせないと正しく設定できません。

【録音時2ファイル生成】
『2xWAV(デュアル・レベル・レコーディング)』
通常は録音時に1ファイルのみ書き出しますが、設定により同時に2ファイルを書き出せます。
・ひとつは通常のファイル
・もうひとつは-20dbのファイル
です。
これで、レベルを高めに設定してしまった場合でも、クリップしてないファイルを利用できます。

Bluetooth対応でリモート操作が超便利

■Bluetooth対応
Bluetooth対応で、専用アプリをダウンロードすると遠隔操作できる点は便利です。
Bluetoothスピーカーなどからサウンド出力可能なのも◎。

【注意】
リモコン接続とスピーカー(ヘッドフォンなど)の接続は別です。
スピーカーはリモコンとは別にペアリングする必要があります。
リモコン機能はアプリをダウンロードするとアプリが検出しに行きます。

─────────────────

■ 超便利なリモコン機能


専用アプリでのリモコン機能が非常に便利です。
快適すぎて他のレコーダーを使いたくないくらいです。

R-07を起動したら、録音する場所に設置。
あとはリモコンで録音設定(ファイル形式・入力ゲイン設定やリミッターなど)〜録音〜録音終了まで行けます。


リモコンが無いレコーダーの場合はどうなるか、というと、いちいち本体の設定を変更する必要があります。
録音を止めたり、試したり、その他メニュー操作をしたり、非常に手間取ってしまいます。

R-07の場合はリモコンアプリで、遠隔で状況を確認〜操作できるわけです。
録音しながら入力レベルをモニターできるので、レベルが低い場合は上げたり(当然、逆も可能)、録音をストップ〜開始できます。
通常だと、設定を変更する場合は本体操作が必要なため、本体をいじるノイズが入ってしまったり、いったん録音を停止する必要がありますが、R-07の場合はその必要がありません

─────────────────

■ 不安の解消

(僕だけではないと思いますが)ICレコーダーでの録音は不安との戦いです。

不安要素は
・きちんと録音できているか?
・レベルは適切か、クリッピングしていないか?
・メモリーは大丈夫か?
・バッテリーは切れていないか?

などです。

これらの不安がリモコンアプリで解消されます。
録音状況などがリアルタイムでモニターできて、本体を遠隔操作できる快適さは格別です。


ちなみに、『時計合わせ』設定が可能で、iPhoneに接続したらiPhoneの時間に合わせられたりもします。
こちらも超便利な点のひとつです。
※Zoom H1の場合は、電池を入れ直すと時間が初期設定に戻ってしまい、その度に時計設定をする必要がある。


BluetoothでiPhoneから録音している様子。

その他、便利な機能や特徴

■バッテリーについて
本体は単3電池が2本必要です。
充電式の電池も対応しているので、充電タイプの電池があれば楽に使いこなせます。
バッテリーも満充電からだとかなり持つので(参考:マニュアルでは連続15時間の表記)、長時間のライブ
でも余裕で録音できます。

USB給電にも対応しているので、近くにコンセント or 比較的大容量のモバイルバッテリーがあればバッテリーに関しては全く問題無し、といった感じです。

【実際に使用してみた感想】
充電式ニッケル水素電池(最小容量2000mAh)を2本使用して(フル充電)、4時間連続録音。
バッテリーの残りが半分くらい?な感じでした。

10時間以上の長期間録音の場合は(そこまでの長時間録音はあまり無いかもしれませんが)、コンセント〜USB給電方式 or 大容量のモバイルバッテリー給電が無難です。

最大録音ファイルサイズが2Gまでとのことなので、
・バッテリーが尽きる
・最大ファイルサイズに達する
が録音上限です。

■シーン設定
録音環境や状況に応じてシーン設定が可能です。

マニュアルで設定もできますが、シーン設定で最適なシーンを選ぶと簡単に最適化設定されるので便利な機能です。(自分はほぼマニュアルで使用してます)


シーン設定

■メトロノーム機能・チューナー機能
チューナーは『チューナー』と『グラフィックチューナー』の2種類あり、シビアに調律することもできそうです。
レコーダーだけあって、音に対する感度はかなり優秀です。

メトロノームは速度(BPM)と拍(BEAT)に対応しているので3/4拍子とかもカウントできます。

レコーダーにこれらの機能を求める人はどの程度いるかわかりませんが、楽器の練習時には便利だと思います。

注意点

使ってみて『ここは注意!』という点です。

■起動はゆっくり
立ち上がりに20秒〜30秒くらい掛かります(microSDカードの読み込みも含む)。
録音したい場面に出くわしたら、すぐに起動〜録音、というのは難しいです。
事前に準備しといた方がいいと思われます。

■録音ボタンは2度押す
録音ボタンを一度押すと録音待機モードになります。(ランプが点滅)
その後、もう一度(つまり二度)押すと録音が開始されます。(ランプが点滅から常時点灯へ)
iPhoneなどでの遠隔操作時も同様です。

録音ボタン押下で赤いランプが光るため、録音されていると思いきや『待機モード』になっているだけなので、もう一度録音ボタンを押して録音時間がスタートするのを確認することが重要です。
Zoom H1は録音ボタンを一度押しただけで録音開始されていたので、ここは気をつけないといけないポイントでした。
※すでに何度か『待機させていただけ』の録音ミスあり…

価格はちょっと高めだけど、音質と機能にこだわるならコレ

レコーダーはいろいろとありますが、ウェブ上で探しているといろんな機種があり、特に音楽用はなかなか選択が難しい印象でした。

R-07は
・高音質
・バッテリー持ちが良い
・入力レベル調整も簡単
・その他便利な機能もあり

というメリットが非常に大きく、かなりオススメのレコーダーです。


ローランド リニアPCMレコーダー Roland R-07

録音形式(WAVファイル):44.1/48/88.2/96kHz、16/24ビット
録音形式(MP3ファイル):64/96/128/160/192/224/320kbps
クリッピング・ノイズを防ぐハイブリッド・リミッター機能とデュアル・レコーディング機能
Bluetooth®で、スマートフォン/スマートウォッチからリモコン操作が可能
録音済みのデータを、Bluetooth®オーディオに対応したヘッドフォンやスピーカーで再生可能
楽器の練習に便利なメトロノーム機能とチューナー機能


Roland R-07 用【高硬度9Hアンチグレアタイプ】画面保護フィルム 反射防止!強化ガラス同等の高硬度9Hフィルム

★表面はナイフでも傷が付きにくい強化ガラスと同等の高硬度(9H)のため、画面をしっかり守ります。
★太陽光や蛍光灯の映り込みを防止するアンチグレアの保護フィルムです。
★気泡レス----特殊シリコーン粘着剤を使用しているので、自然にエアーが抜け画面に気泡が入りにくいです。温度変化に対しての粘着力の変化が少なく安定しています。
★貼り直しOK---特殊シリコ-ン粘着剤を使用しているので、貼りなおす事が可能です。貼り付け失敗無料交換サービス提供中!(返送送料のみ、お客様ご負担でお願い致します。)
フィルムサイズ:専用サイズ


RSS 2.0 Login