ビンテージES-125のペグをクルーソン製に交換した記録
ビンテージ Gibson ES-125のペグ交換
ビンテージ Gibson ES-125のペグ交換記録です。
ビンテージ(1963年製)のES-125を購入したのですが、ペグが経年劣化のために非常に固く(軽くチューニングするだけで一苦労)、無理に使用すると破損する可能性があったため交換を決意しました。
※ちなみにグリスを注入しても解決せず…。
交換にあたりウェブ上の情報をいろいろと調べましたが有益なものが非常に少なく、どの代替え品を買えば良いのか?、そもそも自分で交換可能なのか?、など悩んだ点もあったため、交換記録として詳細情報を以下に記載します。
クルーソン製のペグ(エイジド加工品)に交換
・新品ではなく流通が少ないビンテージ品(そもそもES-125自体が現在では生産されていない)
・ストラトやレスポールと違ってカスタマイズに関する情報交換が少ない
・ES-125のペグ交換をしている人があまりいない?
という感じで、ペグ交換に関するブログ記事やレビュー情報が少ない状況です。
一応、Googleでいろいろと検索すれば交換できそうなペグが見つかりますが、購入していざ交換!という時にサイズが違っていたりするとアウトです。
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【情報収拾の結果、購入を決断】
結局、エイジド加工されたクルーソン製のペグ【クルーソン ギター用ペグ 3per plate/PB/ニッケル/Aging】の購入を決断し、購入〜取り替え作業を行いました。
うまくいく可能性は100%ではなかったので、結構ドキドキでした。
取り替え作業を終えた結果は、
・サイズはぴったり
・エイジド(レリック)加工がビンテージES-125の見た目を損なうことなく見事にマッチ
・機能的にも問題なし
というわけで、交換は無事に成功しました。
見た目や使用感など
まず、見た目の違和感はほぼ完全にありません。
知人の前でこのギターを何度も弾いていますが、ペグが交換されていることに誰も気づいていません(興味がないだけ?)。
肝心のチューニングのしやすさですが、非常に快適です。
見た目はエイジド加工で新品感はないものの、ペグの回しやすさは新品そのものです。
【注意点】
一点だけ注意点があります。
交換の際にブッシュと呼ばれるペグのふたのようなものを取り付けますが、それだけは交換せずにオリジナルのものを使用します。
おそらくサイズに違和感があるので、交換の際に気づくと思いますが、この点だけは注意が必要です。
エイジド版よりも安いプレーンホワイト版もありますが、ビンテージギターと違和感なく交換するならエイジド版をオススメします。
自然なエイジド加工で、ちょっと高いだけあります。
交換したオリジナルのパーツは大事に保管しましょう。