JBL FLIP5の情報まとめ
2020.02.22更新
アメリカ(ラスベガス)で開催されたCES 2019で、ハーマンインターナショナルは『JBL FLIP5』やその他ヘッドホン、Bluetoothスピーカーの新製品を発表しました。
そこで、スペックなどJBL FLIP5についての情報をまとめてみました。
【更新情報】 2019.10.24 情報を更新しました。
【CES 2019での紹介動画】JBL Flip 5 Bluetooth Speaker First Look at #CES2019
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JBL FLIP5のスペック
Bluetooth | Bluetooth4.2 |
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対応プロファイル | A2DP V1.3, AVRCP V1.6 |
Transducer | 44mm x 80mm |
Rated power | 20W RMS |
周波数特性 | 65Hz–20kHz |
電池 | リチウムイオンポリマー充電池 (Equivalent to 3.6V 4800mAh) |
充電時間 | 2.5 hours (5V/3A) |
連続再生時間 | 約 12 時間 ( ボリュームレベルや再生内容により異なる ) |
サイズ(幅x高さx奥行き) | 181 x 69 x 74mm |
質量 | 540g |
付属品 | 本体、Type C USB ケーブル、クイックスタートガイド、保証書 |
英語版スペックシートへの(公式:jbl.com内)リンクはこちら(PDFが開きます)
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特徴など
- USB-C端子を搭載
- IPX7防水(端子カバーなし)
- 駆動時間は最大12時間
- 新ドライバーの搭載で音質も強化
- 外部入力端子はなし:Bluetooth専用
- 99.95ドル(予定)→ 日本では9,000円前後で販売されています
FLIP4からの変化といえば、USB-C端子が搭載されたのと、端子カバーなしでのIPX7防水でしょうか。
3.5mm インプットが無くなったのも大きな変化で、これにより外部入力で鳴らすことができなくなりました。(Bluetooth接続オンリー)
バッテリーについては
JBL FLIP5 = 4,800 mAh
JBL FLIP4 = 3,000 mAh
ということで、だいぶ容量アップになっています。
【サウンドについて】
YouTubeでのFLIP4との比較動画で確認したところ、FLIP4はハイがよく出ている(比較的ローが弱め)のに対して、FLIP5はミドル〜ローがしっかりと出るズッシリとしたサウンドになっている印象です。
また、FLIP5は最大音量での音量も大きくなっているようで、FLIP4に比べると音域の変化もあって、けっこう音量が大きく感じられます。
【日本での発売について】
日本での発売はまだ未定です。
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【YouTube】海外のレビュー動画
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ウェブ上での(辛辣な)反響まとめ
YouTubeなど、ウェブ上での気になる反響を抜粋してまとめてみました。
なかなか辛辣なコメントが並んでいます。
※超ざっくりな意訳つけてます
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"no jack input, really sad, mono driver, trash, still too much treble on the flip series"
(インプットジャックは無いしモノドライバーで悲しいわ!あとflipシリーズは高域出過ぎ。)
"WITHOUT 3,5mm input Audio connection, that Flip 5 Release is absolutely sxxt!"
(インプットジャックが無いなんてクXだな!)
"JBL seems like going backwards, from Charge 3 stereo they moved to mono speaker on Charge 4, and now the same on Flip 5, stereo on Flip 4 to mono on Flip 5. And they also removed the cover on Flip 5...improvement???"
(後退してる感。Charge4と同じくモノスピーカーだし。カバーも無くなったよな。これが改善?)
"No Bluetooth 5.0 in 2019?"
(ちょ、いまどきBluetooth5.0じゃないのかよ!)
>
> "What would be the benefits of a speaker using Bluetooth 5?"
>(Bluetooth5.0だと何かメリットが?)※上のコメントに対するリプ
>
>"more stable connection and maybe more bluetooth range"
>(安定してるしレンジも広いよ。)
"Definitely the Flip 5. Very noticeable bass and power coming from it over the Flip 4."
(断然Flip5。Flip4よりサウンドめっちゃ良くなってる。)
"Keeping the 4. I'll wait for the 6"
(オレはまだFlip4で行くわ。そんでFlip6待ち。)
"I think the USB C alone makes the 5 better"
(オレが思うにUSB-CだけってのがFlip5のいいとこだね)
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おもにサウンド面での、ステレオ→モノの変化に賛否両論になっています。
あとインプットジャックの廃止についても意見が分かれているようですね。
日本での発売以降・ウェブ上での感想やレビューまとめ
・低音が良くなった。FLIP4と比べて改善されている。
・FLIP4より少し大きく・重くなった。
・FLIP4から防水カバーがなくなってすっきりした印象。
・低音好きにはオススメ、FLIP4の方が高域〜低域のバランスは良い。
・外部入力が無くなっていたとは…。
・一万円弱でこの音が手に入るのはすごい。
・低音が効きすぎに感じることがある。
・手頃で良いサイズ感。
・サイドのパッシブラジエーターの動きが良い。
・電池の持ちは良い。
・モノラルなのがやっぱりイマイチ
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日本での発売以降、自分でも試聴してみましたが、ウェブ上でのレビューとほぼ同じ意見でした。
音質は低音寄りで(低域が強く出るように改良したのでしょう)、高域はFLIP4の方が出ているように感じます。
低域がズンズン言っていた方が受けが良いのか、どうしても一般的なBluetoothスピーカーは低域を強調する傾向があるので、もっとナチュラルでバランスよく鳴ってくれるスピーカーが欲しいと個人的には思います。
サイズについてはやや大きくなりましたがCHARGEシリーズよりは小さく、あまり気になりませんでした。
外部入力がなくてBluetooth専用なのはちょっと物足りないかもしれません。
モノラルになった点については、音像の立体感や分離感を求めるなら減点ポイントですが、日常で気軽に音楽を楽しむ場合は気にならないかもしれません。
金額と音質、その他サイズ感などを考慮すると、十分アリなスピーカーだと思います。
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【過去の記事】こちらも読まれています
【Bluetoothスピーカーテスト】JBL Charge3 vs JBL Flip4 vs Anker SoundCore
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【Bluetoothスピーカーテスト】JBL Charge3 vs JBL Flip4 vs Anker SoundCore | 音楽 | まなびや
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【2019.2.14追記】JBL Charge4情報 Charge4が出るみたいです。 【(2019.2.14追記)→ 日本でも発売されました。】 情報はこちら(UKのサイトです) https://uk.jbl.com/bluetooth-portables/...
JBL Charge 4 ポータブル防水ワイヤレスBluetoothスピーカー
ワイヤレスで最大 2 つのスマートフォンやタブレットをスピーカーに接続し、強力なサウンドを楽しむことができます。
内蔵充電式リチウムイオン 7800mAH バッテリーは、USBポート経由で最大20時間の再生と充電をサポートします。
4 本をビーチやプールにチャージして、水にこぼれたり水に浸す心配もありません。
100 JBL Connect+対応スピーカー以上をワイヤレスで接続することで、エピックレベルとパーティーを完璧にロックするよう、リスニング体験を増幅させましょう。
JBL CHARGE3 Bluetoothスピーカー IPX7防水/ポータブル/パッシブラジエーター搭載
【正規品は安心の保証付き】世界最大級のオーディオメーカーJBL。Amazon.co.jpの販売するJBL製品は国内正規品で、お買い上げから1年間、安心のメーカー保証付き。
【スピーカーの名門JBL】CHARGE2+の45mm径から50mm径にグレードアップしたドライバーによるクリアな中高域と低音の厚みを増強させるパッシブラジエーター搭載で迫力のJBLサウンドを提供。
【スマートフォンに便利なBluetooth】バージョン4.1のBluetooth対応。iPhoneやAndroidから接続可能なBluetoothスピーカー。さらにCHARGE2+にはなかったJBL人気の2台ステレオ再生に対応。
JBL FLIP4 Bluetoothスピーカー IPX7防水/パッシブラジエーター搭載/ポータブル ブラック
防水機能 IPX7 に対応/2台接続でステレオ再生可能
音楽再生:最大約12時間
100台以上接続できる「JBL コネクトプラス」 機能搭載
Siri, Google Now ボイスアシスタント機能対応
低音の厚みを増強させるパッシブラジエーター搭載
サイズ、重量:68×175×70(mm)、515g
付属 :充電用USBケーブル
【2020.2.22追記】高音質Bluetoothスピーカー Harman Kardon "AURA STUDIO 3" レビュー
Harman Kardon の新しいBluetoothスピーカー "AURA STUDIO 3" のレビュー。
オススメの大音量・高音質なBluetoothスピーカーです。
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【Harman Kardon (ハーマンカードン) 】AURA STUDIO 2からさらに進化したAURA STUDIO 3 Harman Kardon (ハーマンカードン) からリリースされたAURA STUDIO 3を購入したのでレビューします。 ...